舞台は北海道の森。 倒木から芽生えた若木を中心に、森の「死と再生」を、美しい写真と、心にひびく言葉で語ります。 しっとりしたコケの感触、梢を渡る風……深い森の奥へ入ったような空気感に、心が深呼吸できる絵本。
本当に美しい写真絵本です。
今回2年生のお話タイムによむにあたって、宗次郎さんの「静かな地球の上で」というアルバムの中の2曲をB.G.Mに選びました。
普段はあまりB.G.Mは使わないのですが、この本を見た時ふと宗次郎さんの透明感のあるオカリナの音が似合う気がしたのです。
音楽にあわせるというより、絵本の中の風景とともに音があるという感じで、子供達も読んでいる私もほんとにこの森の中を歩いているような気がして、すごく素敵な時間が過ごせました。
ぜひこの本を手にとったら、宗次郎さんのCDもあわせて見て下さい。きっと森の中の空気を感じられることだと思います。 (ころりんタイムさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子7歳、女の子4歳)
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