大人も子どもも“名作を読もう” 不世出の童話作家・新美南吉+人気絵本作家・いもとようこ さるが もってきた「はなび」に ひを つけて、どうぶつたちが ドキドキしながら まっていると……? 新美南吉のたのしいおはなし!
サルが里で拾った赤いろうそく。山へ持ち帰ったサルは動物たちに「花火」がどんなに素敵なものかを話します。夜になり、火をつけてドキドキしながらみんなで待ちますが、花火ではないろうそくは、静かに燃えているだけでした。
「大人になっても忘れたくない」というシリーズ名が気になって、読んでみようと思いました。
こちらは、『ごんぎつね』『てぶくろをかいに』などで有名な童話作家、新美南吉さんが22歳の時に書いた作品だそうです。
あかいろうそくを花火だと思い込んだ動物たちが、みんなで大騒ぎするおはなし。動物も表情や仕草がとってもかわいくて、ほっこりしました。
いもとようこさんのユーモラスでかわいらしいイラストが、お話にぴったり合っていました。
このシリーズはたくさんあるようなので、色々読んでみたいです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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