「私は、"永遠"という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。ぐれかかった中学時代。バイト料で買った苺のケーキ。こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。どこにでもいる普通の少女、紀子。小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。第一回本屋大賞第四位作品。
大人が読むと、どこかノスタルジックな気持ちにもなれる1冊にも思いました。
特に女性はそう思えるかも知れません。
そして、大人になると小学生〜高校生くらいって、もう戻れない分なぜかキラキラとして思えたりも。
その後の人生の方が遥かに長いのですが、貴重な時期なのもまたしかり!なのですよね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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