
「ほかほかごはんを ふんわり ふんわり しゃけをのせて にぎ にぎ ぎゅっ」おにぎりをお弁当箱に詰めたら、次はおかず。「とろとろとろ?り ぷくぷく じゅうじゅう くるくるくるん くるくるくるん」とほんわか美味しそうなたまごやきが出来上がり。お弁当ができるまでの様子を、画面いっぱいのイラストと、リズムカルな文章で綴ります。
作者は、『ぴちぱちさくさく』 『ふかふかぽん!』など、臨場感のある食べ物絵本が定評の、若菜ひとしさん、きよこさんコンビ。今回も、たくさんのオノマトペを味わえる、おいしさいっぱい、楽しさいっぱいの絵本です。
絵本を見ながら、親子でお弁当作りにチャレンジするのもいいですね。工程がシンプルかつわかりやすく描かれているので、一つ一つまねすれば、小さいお子さんでもお弁当を作れちゃうかもしれません。自分で作って、自分でつめたお弁当の味は、きっと格別なはず。読んで楽しみ、作って楽しみ、食べて楽しむ。いろんな楽しみ方のできる1冊です。
(出合聡美 絵本ナビライター)

おにぎり、卵焼き、じゃがいも、ウインナー、ブロッコリー……ぜんぶ詰めたら、おいしそうなお弁当のできあがり! お弁当ができるまでをリズミカルな文章で綴った食べ物絵本。画面いっぱいに描かれたリアルながらシンプルなイラストは、臨場感たっぷり。大好きなものができていく楽しさと食べることの幸せを伝えます。

同じ作者さんコンビの食べもの絵本『ふかふかぽん!』『ぴちぱちさくさく』がどちらもとてもよかったので、こちらも読みたいと思いました。
おにぎりといろんなおかずを詰めて、お弁当を作っていきます。
「にぎにぎぎゅ」「とろとろとろーり」といろんなオノマトペが多用され、ページから音が聞こえてくるよう。まるで自分がお弁当を作っているような感覚が味わえます。
本当にお弁当を作って、どこかお出かけしたくなりました。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子20歳、女の子18歳、男の子15歳)
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