
とりの国とけものの国がありました。キツネたちがウグイスの巣をけちらして、大切なたまごをこなごなにしたために、ふたつの国は戦うことに。

うぐいすの巣と卵を壊してしまったキツネとタヌキに対しては、手ぬるいお話だと思います。
自分の家と子どもを壊したら、犯罪でしょう。
キツネとタヌキは嘘をついて、鳥たちと獣の争いになりますが、キツネが獣の大将になったことに疑問が残りました。
惡いものが先頭に立って良いことはありません。
一方、鳥たちの大将にに、鳥ではなくハチがなったことにも疑問があります。
最終的に、うぐいすの寛大さにおさまりを見せたお話ではあります。
あら捜しではなくて、考える取っかかりの多い作品だと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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