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お妃さまを亡くし、娘に「お妃のかわりになってほしい」と願う王さま。「私はお父さまの娘。かわりはできません」と答えるお姫さまの言葉は聞き入れられません。とうとう千種類のけものの皮で作ったマントを着て、ひとりお城をあとにするお姫さま。「つぎはぎ」と呼ばれて、別のお城の台所で働くことになりますが…?読みやすい文章に、きれいな挿画もたっぷり入った「一人で読めるグリム」シリーズの最新刊!
同じ「グリムの本だな」シリーズの『ねこのおひめさま』『こわいものなしの六人』がとても良かったので、こちらも読みたいと思いました。
こちらのシリーズは、それぞれ個性的な作家さんがイラストを描いていますが、こちらの絵もまた、お話にぴったりとあっていて、よかったです。
字も大きく、カラーのイラストも入っているので、絵本と児童書の間くらいの雰囲気。一人読みをし始めた子にぴったりの読み物だと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子17歳、男の子14歳)
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