
「スーパー宇宙カー」に乗った親子が宇宙を旅しながら、はるか昔から地球の場所をとりあい争いをくりかえしてきた、人間の争いの歴史を振り返ります。「宇宙にくらべたら地球はちっとも大きくはない。だからこそ、地球はたったひとつのかけがえのないものなんだ」という著者の想いが自然に伝わる、今こそ読みたいメッセージ絵本です。

大人の私は、小学校から高校まで日本史と世界史を学んできました。私が何となく授業を聞いていたせいで気づかなかっただけなのですが、人間の歴史は日本も世界も「争い」の歴史でした。そして、それは今も変わっていないと言えるのかもしれません。そのような人間の争いの歴史を客観的かつまとめて振り返ることのできる良い絵本でした。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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