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列車の進行の背景に、それぞれの人の生活の様子が描かれています。町を横断して走り続ける列車は、時間の象徴でもあり、人々は同じ時間を共有して生きています。現実の世界では一人一人の生活すべてをそれぞれが知ることができないように、この絵本でも描かれている人がどんな人で何をしようとしているのかは何も語られていません。列車という時間軸を中心に、人々の暮らしが交差している様子を、自由に想像して楽しむ絵本です。

どこか見たことのある、自分の記憶と結びつく光景にちょっと感動してしまいました。
言葉のほとんどない絵本ですが、絵そのものが写実的であり雄弁です。
最後まで読んで納得しました。
乗ったことのあるローカル鉄道の、千葉中部を走る小湊鉄道がモデルだったのです。
描かれた風景とともに、色々なことが思い出されました。
この絵本のように、自分の楽しい思い出と結びつく絵本との出会いは、とても嬉しいことだと思います。
また機会があったら乗りに行きたいと思いました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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