

こんやはお月見です。ところが、空がくもっていて、お月さまが見えません。お月見をたのしみにしていたケンタたちは、しょんぼり。それをこっそりのぞいていたのは、きつねのきょうだいです。「にいちゃん、ぼく いいことおもいついたよ。」するするっと木にのぼって……。きつねのきょうだいとケンタたちのあたたかい交流を描いた、季節の行事紙芝居。

きつねの兄弟が月に化けて、見えない月の代わりを務めようとします。
その思いやりに、本物の月が顔を出したのでしょうか。
ほんわりできる紙芝居です。
鳥の巣に作ってしまった、ちょっとへんてこな月でしたが、気持ちがこもっていて良かったです。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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