「そろそろ おやつの じかんだよ!」「みんな あつまれ〜!」
そんな声に誘われて、最初にやってきたのは、赤に白の水玉カップに入ったキュートな三人組。
「おいしい おやつに へんしんするぞ!」
ぷん! ぷん! ぷ〜の! ぷぅーっ!
ありったけの力を込めて、見事にふくらんだら……ふかっ。さて、何ができたのでしょう?
つぎは、キラキラ銀色のカップたちが登場!
ぷるっ! ぷるっ! ぷる〜んの! ぷるぷるぷる!
なかなかカップから体が出ない様子に、思わず応援したくなっちゃう! ようやく「ぶるんっ!」と飛び出してきたのは?
さらに、色とりどりのくだものたちも大集合! でも変身できない子もいるみたいで……。
注目したいのは、おやつたちが一生懸命変身する時の、ユーモラスな表情と、楽しい擬音語。大変そうだけど、なんだか笑っちゃう、そんな愛らしい姿にくぎ付けになります。頑張って変身を遂げた後のとびきり幸せそうな表情も最高ですよ。変身の時の楽しい擬音語は、「ぷぅーっ!」「ぷるぷる!」と応援の気持ちを込めて、子どもたちと一緒に声を出して読むのもいいですね。読み聞かせ絵本としてもおすすめです。
さあ、頑張って変身したおやつたちが勢ぞろいした「おやつパーティー」。どれも美味しいに違いありませんよね。みんなで楽しめる、元気いっぱいのおやつ絵本の誕生です。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
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もうすぐおやつの時間。
キッチンでは何やらひそひそ、こそこそ……。
カップケーキにプリンやゼリー。ポップコーンに色とりどりの果物!
子どもたちが大好きな「おやつ」に、おいしく変身できるかな?
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インパクト大の擬音語と、おやつたちのがんばる表情、オドロキの変化に、
読み聞かせで大笑い・大盛り上がり!
おやつの時間が待ち遠しくなるユーモア絵本。
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★モニター読者から、イチオシの声、続々!
「プリンが出てくるところなどの語感がすごく楽しかったみたいで、目を輝かせて何度も読み聞かせをねだられました。」(4歳女の子のママ)
「届いてからというもの、毎日何度も読みたいと言って、読んでおります。ユーモア満載!大人も楽しめる作品です!」(5歳女の子のパパ)
「低年齢の子どもにはオノマトペを強調しながら、少し大きい子どもには「何に変身するのかな?」などと問いかけ想像を膨らませながら読んでいきたいです。絵本を読んで、調理の過程に興味がわく子どももいると思うので、家庭では、カップケーキが膨らんだりゼリーが固まったり、ポップコーンが弾けたり果物を剥いたりする実際の様子も見ることができたらいいですね。」(保育士)
「絵本に出てくるおやつだけでなく、他の食べ物や野菜などの変化へと興味関心を広げていくことで食育に取り入れていきたい絵本。また、繰り返しで分かりやすいお話なので、発表会などで劇にしたりごっこあそびにしたりするのも楽しそうだと思いました!」(保育士)
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