
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。優しい父と強い母、そして四姉妹の女系家族。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。
青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。
しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。
少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。

戦争体験を丁寧にわかりやすく描いた作品だと思います。
自分の生まれが岐阜で、名古屋の空襲体験者がいたと思います。
空襲というと東京がイメージされて、日本各地の戦争体験については情報が少ないように思っていましたが、コミックという形で伝えていることに感謝です。
文字だけでは分かりづらい当時の暮らしがよく分かります。
言葉だけでは分かりづらい国の施策についても、説明つきで時系列的にとらえており、決して娯楽のために出されたのではないことが分かります。
等身大の描写が染みてきました。
名古屋ことばにも親しみを感じました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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