「グランド・フィーリング・ホテルへようこそ!」
この立派で素敵なホテルへ泊まりにくるのは“オキモチ”さま。支配人はお客様が快適に過ごせるように、お手伝いをしています。
オキモチさまはカタチも大きさもさまざま。そしてとってもユニークなのです。いつもバスルームを水びたしにしてしまう「カナシミ」さまや、壁がひび割れるほどうるさい「オイカリ」さま。姿かたちを変えていく「フアン」さまや、そこにいることに気づかないようなオキモチさまだっているのです。
もちろん、グランド・フィーリング・ホテルではどんなオキモチさまでも追い出すようなことはしません。お話をきちんと聞いて、理解し、必要なお部屋を用意するのです。支配人には、夢のような時間を過ごしたり、楽しかった思い出を一緒に語り明かすような友人だっています。
個性的なお客様のキャラクター、斬新でいてどこか懐かしいようなお部屋の数々、そして読むたびに心に染み入ってくるそれぞれのストーリー。この魅力的で心温まる絵本の作者はベルリン在住のイラストレーターで作家リディア・ブランコヴィッチさん。彼女の旅のインスピレーションから生まれたのだそう。
世界30カ国語以上で翻訳されている話題の絵本、待望の日本語版の翻訳と表紙の描き文字を手掛けられいるのは人気絵本作家tupera tupera。おもてなしの心や気持ちとの向き合い方について、決して押し付けではなく、興味深く繊細に描きだしており、何度読んでも心が落ち着くような不思議な一冊になっています。
はじめて出会ったような、前からずっと知り合いだったようなオキモチさまたち。次はどこのホテルに向かっているのでしょう。想像がふくらんでいきます。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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グランド・フィーリング・ホテルへようこそ!
ここは、いろいろなオキモチさまが泊まりにくるホテルです。
オキモチさまたちはみんなとってもユニーク。
たとえば、オイカリさまはかべがひびわれるほどうるさいので、思うぞんぶんあばれるための広いお部屋がひつようです。
反対に、カナシミさまは声が小さいので、耳をすませて話を聞いてあげないとバスルームをなみだで水びたしにしてしまいます。
大きなオキモチさまもいれば、小さなオキモチさまもいます。
楽しいオキモチさまもいれば、ちょっとやっかいなオキモチさまもいます。
でも、もちろんどんなオキモチさまでも追い出すようなことはしません。
ここグランド・フィーリング・ホテルでは、すべてのオキモチさまのためのお部屋をご用意しています 。
世界30カ国語以上で翻訳されている話題の絵本が待望の日本上陸!
「カナシミ」「イカリ」「ヤスラギ」「カンシャ」等々……さまざまな「きもち」が客として訪れるホテルの支配人が、それぞれのオキモチさまにあわせたおもてなしを紹介します。
何度も読みたくなる心温まるストーリーとイラスト。自分の気持ちや感情に対峙するはじめての絵本としてもぴったりです。
翻訳と表紙の描き文字を、『かおノート』(コクヨ)『くだものさん』(学研)『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)等で知られる大人気ユニットtupera tuperaが担当。
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