
世界のすばらしさを 思い出させてくれたのは 猫だった。
おまえは いいよな。 すきなときに あそんで すきなときに ねて おこられても きにしないし がっこうへも いかなくていい。
がっこうでは やらされること ばっか。 やらなきゃいけないこと ばっか。
おれも ねこになりたいなぁ。 おれと かわってくれよーーー。
「ここじゃないところ」に行きたくなった少年が体験する 雨上がりの 不思議なあの日の物語。

大森裕子さんの前作『わすれていいから』が素敵でした。
表紙を見てこちらも男の子とねこが出てくるおはなしなんだと興味を持ちました。
何もかもが嫌になった少年。
毎日いかなければいけない学校も、やらなければいけないことばかりでげんなり。
「ねこはいいなあ。かわってくれよ」と思っていると……というちょっと不思議なおはなし。
雨上がりの風景がおはなしの雰囲気にぴったりとあっていて、なんだか自分の身に起きたことのような錯覚を覚えました。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子22歳、女の子19歳、男の子16歳)
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