
ぼく(谷川俊太郎)、おめでとうがいっぱい(神沢利子)、約束(高階杞一)、あいうえ・おーい(工藤直子)、ふしめ(木島 始)、ぼくはなにを(まど・みちお)など15編。

【内容】
命についての、壮大な詩が15編。シンプルなイラストと、文字の余白もぜひ味わってほしい一冊。ユーモラスな命から、宇宙の誕生を思わせる壮大な命まで。
詩人:谷川俊太郎、成本和子、山中利子、重清良吉、高階杞一、神沢利子、工藤直子、新沢としひこ、長窪綾子、木島始、新川和江、木村信子、まど・みちお、阪田寛夫
【感想】
絵がシンプルなので、いろんなことを、余白の部分に思い浮かべられました。詩を味わう良さは、音読することと、余白の部分を想像すること。それに、作った人がどんな人か調べたり想像したりするのも楽しいものです。
家族のうた、というシリーズは、笑っちゃうような作品も多くて親しみやすいけど、この一冊は、どちらかというと、命の壮大さを感じさせる作品が多く、人類の生まれてから今までの歴史を旅したような気持ちになりました。
赤ちゃんが生まれる時、男か女か、どんなこに育つのか、泣いたり笑ったりして言葉が通じないような気がするけど、結構しっかり通じていたりして、あちこちをはい回って、そのうちタッチができるようになって…いろんなことが想像されました。
私は家族はいませんが、家族のいる人や、子育て中の人、妊娠している人、これから家族をもつ人は、もっと楽しめる作品だと思います。友達に妊娠している人があるので、おススメしたいなと思いました。
一番心に残ったのは、重清良吉さんの「男?女?」という作品です。
文章も、絵も、極限まで削ったシンプルな作品なのに、グサッと心に響くインパクトがありました。男か女か?もし選べたらどっちがいいだろうか。そんなことを考えさせられる作品でした。今は男の方がいいような気がしている… (渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )
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