
ある日、パパとママが家を出て行った。 パパがママのいやがることをしたみたい。 その日から、ニーナはパパの家とママの家を行ったり来たり。 ふたつのおうちで暮らすことになりました。 パパの家にいるときは、ママが恋しくなり 、 ママの家にいるときは、パパを思い出すニーナに両親は・・・。
ある日、ママが家を出て行った。その日から、ニーナは2つのおうちで暮らすことになるが…。家族のかたちは変わっても、変わることのない愛の物語。朝日小学生新聞人気連載の絵本化。

離婚なのでしょうか、別居なのでしょうか、親のトラブルの板ばさみになった娘の心情を考えさせられる絵本です。
母の実家では、母の親がわが子をいたわる中で置いてけぼりのように感じるニーナです。
一人暮らしになった父の家では、父はニーナと遊ぶ心のゆとりを失ってしまったようです。
それでもわが子を思う親心も決してないわけではありません。
両親の家を行き来しながら、ニーナはどちらも大好きなのです。
3人一緒の暮らしが本当に好きだったのです。
2つ家があっても幸せだと思うニーナです。
一方の家が無くなったら、きっと考えるのでしょうね。
これからのニーナを考えてしまいました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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