
中学2年生の絵見は、クラスの子たちにいじめられ、登校拒否となって手首を切るが、両親の懸命な看病で意識を回復した。絵見の退院日、お母さんがおじいちゃんの絵が飾ってある美術館・無言館に行こうと言い…。

本当にあった事を基に描かれた作品ということで、心を熱くしました。
無言館は戦没画学生の遺作を集めて展示している美術館です。
静けさと重い空気の中で、本当はもっともっと生きていたかった、もっともっと描きたかった若者たちの声が響いて来ます。
私が無言館を訪れた時、圧倒されて打ちのめされたような感覚で無言館を出た時に、最初に感じたのは戦争のことではなく、自分は生きているという実感でした。
いじめで悩んで自殺未遂まで犯した少女が、無言館で得たものは大きかったに違いありません。
自分の夢をかなえられずに、戦争にかり出された若者たちの声は、生きている人たちへの叫びです。
誰も命の大切さを奪われる義務などないのです。
また、無言館を訪れたくなりました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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