この絵本の紹介を書いてくれた小説家の堀井さん!ナビのコメントがとても分かりやすかったです。
絵はポーランドの絵本作家ワンダ・オルリンスカさんで、優しい線と色あいの作品でした。
個人的に一番気に入った家は最後のページのお姫様のドレスです。
きっと、ビロードのような触り心地なんだろうなぁと思いながら見ました。
このお話はポーランドの昔話ですが、似たような話はヨーロッパの各地に残っていて、グリムの昔話やスペインの昔話にも、主人公が助けた小さな虫たちが力になってくれるお話がありますので、比較して読んでみるのも楽しいかもしれません。
小さなドラテフカはアリ、ハチ、カモと、それぞれ同じようなやり取りをします。
昔話には繰り返しが多くでてきます。
子どもたちは同じことが繰り返されることで、「決まり」ごとに聞いていてほっとするらしいです。