「ニレの木広場のモモモ館」 ママの声

学校の友達とはまた違う友達や関係って、子供には大切なのかも知れないなぁと思いました。
そのきっかけが何かはそれぞれですが、こちらの本では「新聞作り」がそのきっかけとなっています。
楽しそう！こんな仲間いいな！
そんなふうに思える１冊です。

最初に読んだ時、やっぱりお話っていいなと思いたかどのさんって本好きのツボをよくわかってるという気持ちになりました。

小学生三人が児童館で壁新聞を作り、掲載される記事と登場人物が少しずつリンクしていきます。

児童館の安田さんや大おばさんなど、子どもたちを支えてくれる大人が素敵です。

謎解きんk要素もあるので、三人組ということで、男女の組み合わせわ少し違いますが、「名探偵カッレくん」を連想しました。

小5前後の子どもたちに読んでもらいたいなあと思います。

木をまちがったことから縁ができた３人のこどもたち。児童館の掲示板を使って、「モモモ館」という新聞をつくりまうす。内容もいろいろあって面白い新聞だなと思いました。
出てくるキャラクターたちがいいひと、いいこが多くて良かったです。どろぼうも出るけれども根っからの悪人とは感じませんでした。
いろいろなところでつながっていたりしていて、よくできたお話。
やさしい気持ちになり、いいなーとほんわかした気分に。やさしいお話ですね。