おしらさまって、他の地域でいうところの「お蚕様」の事かと思いきや、この遠野ではそれだけではなく、馬の神様であり、一軒一軒の家を守る家の神様でもあって、その家の今後のことを占ったりするらしいです。
ただ、馬や人型をした神さまの人形をどのようにすると占いが出来るのかは紹介されていませんでしたので、詳細は分かりませんが、遠野の家々では、おしらさまに言われたことを守らないと大変なことになったらしい、というのは伝わってきました。
短いセンテンスのお話がショートショートで紹介されていました。
高学年以上のお子さんたちになら読み聞かせ出来そうです。
わたしは、最後の話「竹原という家の話」が一番面白かったです。