『ぼくはまる』『ぼくはさんかく』と見て来ました。
図形という概念から見れば同じですが、連想するものが違うことや色遣いが違うことで、
感じるものが違います。
四角は自然なものではなくて、人工的なものを感じるのです。
この辺、三浦太郎さんが意識的に作られるのかはわかりませんが、
三冊をこうして読み比べてみると、
違った世界の広がりを感じるのです。
お子さんと絵本にあるように四角のものを探してみるのもおもしろいかもしれませんね。
絵本は入り口であって、実際の生活の中の遊びを通しても関わる大人によって広がりを見せそうだと思います。
9歳の息子ではなくて、もう少し小さいお子さんと一緒に遊べたらいいなあと思いました。