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しごとのどうぐ

しごとのどうぐ(偕成社)

この道具を使うのはどんな職業の人?なぞときにもなる、かっこいい絵本

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さるのひとりごと」 ママの声

さるのひとりごと 作:松谷 みよ子
絵:司 修
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2000年06月
ISBN:9784494003556
評価スコア 4.12
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みんなの声 総数 16
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  • さるの気持ち・かにの気持ち

    • けいご!さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    小学6年生のクラスの読み聞かせで選んだ一冊です。
    山を越えて海に出てきたさるが、海はええなあとつぶやくと、岩かげに住む小さなかにがうんとつぶやく。それがいやで、さるがかにをつぶして団子にしてしまうけど、こんどはつぶやいてくれるものがいなくなったのがさみしくなって。。。
    さるってわがままだなあとか、かにってかわいそうだなあって、いろんな感想が出てきそう。さるってかなり寂しがり屋なんだろうなあとか、どうしてかにってそんなに優しすぎるの?とか。さるの気持ち・かにの気持ちをいろんな視点で考えてもらえればいいなあと思いました。
    島根県に伝わるむかしばなしだそうです。長く語られているものには、読む人をひきつけるふしぎな魅力がいっぱいつまっていますね。すてきなお話にめぐりあえてよかったなと思います。

    投稿日:2015/01/21

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  • 独り言を言うってそういうことなんだ

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     一匹の猿が山ばかり見ていたので、今度は海へ出てみよう、と思って海へ行く所から始まります。海を見て、猿は独り言。「うみは ええなあ」。
     その後彼(彼女かしら?)の独り言は続きます。
     
     6歳の長女は「ひとりごとってなあに?」と聞いてきたので説明したところ、「ああ、それでこの物語の意味が分かった」と納得していました。

     その後数日たって「独り言を言う人は寂しいのかな?誰かとお話ししたいの?」と聞くので、なんで突然そんなこと聞くんだろう、と思うとこのお話が引っかかっていたようです。

     猿の独り言に対して、答える人が現れます。その後の展開に賛否両論あるかもしれません。でも、子供の心に深く届くのは間違いない絵本だと思います。

    投稿日:2010/04/21

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  • さるの気持ちを考えたくなりました。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    こんな民話があったのですね。初めて知りました。
    島根県に伝わるお話だそうです。

    ゆるやかな語り言葉ですすみますが
    後半ではハッとさせられました。
    どうしてさるはかにをつぶしてしまったのでしょう。
    いい気分でいるのをじゃまされたと思ったのでしょうか。
    その後さるは自分のしてしまったことに後悔するようですが…。
    一人ぼっちで山から下りて海へやってきて
    こんな行動をとったさるの気持ちを考えたくなりました。

    何回も繰り返されるさるのひとりごとは
    リズムが良くて声に出して読むといい感じです。
    絵本なしで語るのもいいかも…とも思える絵本です。

    投稿日:2009/02/24

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  • 深い意味がある

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子12歳、男の子10歳

    このさるのように、ちょっとしたことが気に入らないからと、相手を傷つけてしまう、そんな子どもが増えていると思って、読み聞かせに持って行きました。

    「かにがかわいそう。でも、かには心が広い。」
    息子が読み終わって言いました。

    かっとなって、取り返しがつかないことをしたさるを、かには許してまたより添ってくれます。

    子どもたちに、そんな存在がいると気がついて欲しいし、そんな存在になってほしいと思います。

    投稿日:2006/06/08

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  • おばあちゃんと話した後のような気持ち

    • ぴっちさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子10歳、女の子7歳

    表紙ではなく中の挿絵が好きです。ほんわかとした気持ちになれます。
    でも、内容はと言うと、色々思い巡らせながら読める本です。
    サル山でいじめられて一人になりたかったかしら?
    イライラしていたかしら?
    さびしがりやの、サルだったかしら?
    友達が居ないのかしら?
    カニは、共感して返事をしてしまったのね、、、
    まるで、今の小学生の立場のよう、、、

    でも、読み終えたとき、方言のせいかホッとする。
    おばあちゃんと、話した後のような気分になれます。
    鹿児島弁で一度、語ってみたいと思っています。

    小さい子には、繰り返される「海はいいなぁ〜。。。」が、面白いみたいですね。

    投稿日:2005/06/02

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  • 哲学的問答。でもそのまんま見たまんま

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    この作品は1年くらい前に、一緒にボランティアをしている方から聞いたことはあったのですが、その時タイトルをちゃんと聞いていなくて、今頃図書館で見つけてきました。

    「さるのひとりごと」タイトルのまんまのストーリーですが、詩のような語り言葉で、リズム良く、読みやすい文章でした。
    さるひとりの問答(かな?)は、深読みすると哲学的になりそうですが、読んだまんま、見たまんまの「さる」の感動を素直に見ても、味わいがあって素敵だな〜と、思いました。

    また、司修さんの絵が素敵でした!!
    どちらかというと、大人向けの絵本かな〜。

    投稿日:2011/01/10

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  • 松谷さん

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳7ヶ月

    松谷みよ子さんの作品だったのでこの絵本を選びました。独特の語り口調が心に響きました。同じ言葉の繰り返しで主人公の心が伝わってきたのが良いと思いました。素材の違う物を組み合わせることによってとても味のある絵になっているのが気に入りました。とくに緑豊かな山の描き方が良かったです。

    投稿日:2009/12/08

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  • 高学年に読みたい本です

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子12歳、男の子10歳

    今の子どもたちは、友だちに本音をぶつけられない子が増えているそうです。
    メールだったら喧嘩できるとか、本音が言えるとか。
    そのくせ、ちょっとしたことが気に入らないと、キレてしまって、大変なことになったりします。
    このさるは、何が気に入らないのか、かにに酷いことをしてしまいます。
    でも、かにはずっと寄り添ってくれます。
    高学年の、心の疲れた子どもたちに、読んであげたいです。

    投稿日:2006/06/05

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  • 意外な展開!3回えっ?って思うよ。

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    方言の語り口調が面白いです。
    島根県の民話ですが、福岡の方言にも似ていて、読みやすかったです。
    民話・昔話は時に残酷な話(表現)がありますが、これもそう。
    私は3回えっ?て思いました。
    (1)自分の独り言に返事をするかにを邪魔だと思ったさるは
    【びしゃん 石で かにを たたきつぶして・・】
    でちょっとびっくりしました。
    ゆったりした話の流れがそこで急にかわります。

    (2)今度は誰も返事をしないので淋しくなったサル。
    【つぶした かにを まるめて だんごにして・・】
    であらららら・・・・。

    (3)でも最後でこのかにのだんごが返事をするんです。

    どうですか?読んでみたくなったでしょ?

    小学生以上向きかもしれませんね。

    投稿日:2003/11/18

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  • いろいろと考えることができます

    高学年の読み聞かせ用に、知人からおしえてもらった絵本です。民話が元なので、なるべくゆっくりゆったりと読んでいくと、思いがけない展開になり、、、。何度も読み返して、さるの気持ちになったり、かにの気持ちになったり、子どもたちや大人に置き換えてみたり、いろいろと考えさせてくれる いいお話です。

    投稿日:2003/03/03

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