名古屋市立図書館の三・四年生お勧めリストで見かけて、本を見てみたら字が細かいし、まだ早いのでは?息子は果たして聞いてくれるのか?と心配でした。
ところが読み聞かせてみると、毎日のように「くらやみ城読んで」と言ってくるではありませんか。
ねずみたちがノルウェーの詩人の囚人を助けだせるのか?に毎日ドキドキハラハラしていたようです。
美しい日本語、ミス・ビアンカの凛としたところ、ミス・ビアンカを助けるバーナードとニルスの二匹のねずみたちの個性など、読んでいて飽きなかったです。
性格設定がとても上手だと思います。
冒険要素もありますので冒険物好きな息子にとってはよかったみたいです。
ミス・ビアンカとねこのマメルークのやりとり、最後までハラハラする場面がありました。
シリーズ七冊あるようですが、すべて息子と楽しめたらいいなあと思っています。しばらく、ミス・ビアンカシリーズから目が離せませんでした。
地理が得意でない私なので、読み終わってから息子と地図でノルウェーとイギリスの場所を確認しました。意外と近いんですね。