この本を読んで、とても感動しました。これはあらためてまなぶということを考えさせてくれます。まなぶと言えば私がまなぶということを考えたのは18才の時です。当時、私は浪人生でした。大阪外国語大学を目指して中之島図書館の自習室で受験勉強をしていました。同時に市民大学講座の受講生になり、様々なセミナーに参加していました。まなぶということは単に知識を詰め込むだけではないことを痛感していました。テストは知識をしっかり覚えれば、ほとんど合格できます。けれども大切なことは知識を思考に変えて、さらに優しさや思いやりに変えてこそ意味があるのです。私はこの本を読みながら共感できるところがいっぱいあると思いました。ほんとに素晴らしい本だと思います。