新刊
いろいろたべもの

いろいろたべもの(偕成社)

シルエットから食べものをあててね!『おせち』が大好評の作者の最新刊!

  • かわいい
  • ためしよみ

みにくいこねこなかなかよいと思う みんなの声

みにくいこねこ 作:326(ナカムラミツル)
出版社:キノブックス
税込価格:\1,430
発行日:2015年02月
ISBN:9784908059063
評価スコア 4.11
評価ランキング 27,130
みんなの声 総数 35
「みにくいこねこ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

なかなかよいと思う みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

10件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 素晴らしい家族愛

    みにくいあひるの子、私も子供の頃好きではなかった。見た目で人を判断してはいけないと幼心に思っていたから。
    では、みにくい子供が産まれても誰もいじめなかったらどうなるのか。読む前からとても興味深いものがありました。

    キレイなお母さんネコから生まれた姉妹はみなキレイで、それぞれ特技もある。けれど、本当はライオンの自分は見た目も違うし、何のとりえもない。それでも誰一人悪くいうものはなく、みんなに優しくされて嬉しい気持ちと、その優しさが心苦しく感じたり、本当の家族ではないんじゃないかと不安になる気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
    一度家族から離れて、ライオンの群れに入ってみることによって、家族のありがたさを再認識するフユ。もう一度家族に戻りたいと願い再び群れを離れることに。その葛藤に心苦しくなりました。

    フユのために心を鬼にして追い出したこと、それでも家族みんながフユを気にかけ待っていてくれたことに家族愛を感じました。
    見た目は違うけれど、それぞれがとても優しい気持ちを持っている、よく似た家族だと思います。
    フユのニコニコ笑った顔に癒され幸せな気持ちになりました。

    投稿日:2015/05/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 泣けました!!

    正直、もっと文章も短くてちいさい子向けのお話かと思っていたのですが…とんでもない!読み応えたっぷりです!!結構長いお話なので、あんまりちいさい子には難しいかもしれませんが、6歳の息子にはちょうどよさそうです。
    話は、みにくいアヒルの子に似た内容ですが、みにくいこねこ、フユの親兄弟たちはとても優しく愛してくれています。でもそれが逆につらい…自分だけ違うのに、どうして?と思い詰めるフユが切ないです。家を飛び出し、新しい仲間の中に入っても、思い出す家族のこと…そして長い月日を経て、またフユは家族のもとに帰ります。
    後半は涙が止まらないほどフユのきもちが苦しかったです。大人が読んでも、いろいろ考えさせられる1冊だと思いました。

    投稿日:2015/05/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 4歳の息子と読みました。
    ちょっと長かったですし、主人公のフユの心理描写が結構複雑で、
    彼にわかるかと心配していましたが、
    わからないなりに、彼の心に響いたようです。
    うんちや鼻水ぐちょぐちょの場面で笑ったり、
    フユやシキのことを心から心配したり…。
    読み終わって寝る前も、「オオカミとライオンはどっちが強いの?」
    「なんでフユに帰ってくるなって言ったの?」など、
    いろいろ疑問や彼なりの感想を長々述べていました。
    興味深かったようです。

    この絵本を通して、4歳息子に私が特に伝えたのは、
    「親は子どもを何があっても大好きで、一緒にいたい」
    ということでした(特に小さいうちは)。
    私にもシキの気持ちが痛いほどわかりました。
    息子にも伝わったようです。
    そんなコミュニケーションも取れました。

    小学校低学年くらいから…
    ちょっと家族を離れて、自分を客観的に初めて見る時期にオススメします。
    シキ一家のように、何があっても、家族は家族。愛情のある関係でいたいですね。
    ただし、家族はいいものだけれど、息子と私の関係は、
    うまく親離れ子離れができるものでありますように。

    投稿日:2015/05/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 家族っていいな

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、男の子2歳

    なかむらみつるさんのイラストを見て,そういえば中学の時,なかむらみつるさんの下敷き使ってたな〜というのを思い出し,懐かしい気持ちになりました.息子も絵がカラフルで見ていて楽しかったみたいで,絵だけ見ながらパラパラと本をめくっていました.文章のほうは長くて難しくて,自分で読むのは諦めていましたが.

    シキが産んだ4匹の赤ちゃん猫,ハル,ナツ,アキ,そしてフユ.とっても素敵な名前です.それぞれにちがった魅力があり,どれもこれもなくてはならない四季のうちの1つです.
    ウンチまみれでフユが生まれてきたときは,笑っていた息子ですが,読んでいくうちにだんだんさみしそう顔になっていきました.
    ママと3匹のおねえちゃんのことが大好きなフユ,そしてフユのことが大好きなママとおねえちゃんたち,大好きだからこそ生じてしまったすれ違いが悲しかったです.
    いろいろあったけど,最後にはまた5匹そろってハッピーに暮らせることができてよかったです.

    今はまだ小さくて,「おかあさん,おかあさん」と言っているうちの息子達ですが成長すると,家族の間でささいなことでケンカしたり,すれ違いが起こったりするかもしれません.そんなときに,この本のことを思い出してもらえたらなって思います.1人として欠けちゃいけない大切な家族の一員なんだよっていうことを.
    息子達がもう少し大きくなったら,また読みたいなと思いました.

    投稿日:2015/05/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 深いなあ・・・

    • ちょてぃさん
    • 40代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子13歳、女の子9歳

    表紙の絵やタイトルから子供向きというより、大人が向けのシュールなゆるいキャラクターが登場する絵本かと、最初は思いました。でも、どんどん読み進めていくと、元祖みにくいあひるのこよりも深く考えさせられる濃い内容であることに気付きました。家族や兄弟の愛情がいっぱいつまった一冊です。

    投稿日:2015/04/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 家族を想う心☆ 受賞レビュー

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    ナカムラミツルさんの絵本です。
    即興で子どものために作った話だそうです。
    「みにくいあひるの子」を子どもに話そうとしたら、
    知っているからと嫌がられ、
    じゃあ「もしもみにくい子をその家族が受け入れていたら」?
    そんな経緯でできた本作「みにくいこねこ」。
    もとのお話も教訓めいてますが、
    こちらも家族のありかたについて、
    強いメッセージがこめてあります。
    ていねいにエピソードが重ねてあり、
    ミツルさんが子どもに話しながら、
    「家族」を強く強く伝えたかったんだろうなと感じます。
    イラストの軽快な感じからは予想できないほど
    物語は長いです。

    名前がとてもいいです。
    母がシキ、子どもがハル、ナツ、アキ、フユ。
    何があっても決して欠けることなどない、
    そう示してあります。
    不出来でも、
    同じ生まれでなくても、
    そばにいなくても。
    彼ら家族は
    いつもお互いを支え合い、
    想っているのです。

    ミツルさんの描く「家族」。
    とても愛情深くて、温かい。
    みんなの本当の想いも
    本当の自分も全て知った上で
    また仲よく家族で暮らすことができる―
    フユの何重もの幸せな結末に
    心癒されました。
    娘がもう少し成長したら
    親子でまた読みたいと思います。

    投稿日:2015/04/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 家族!

    この作品,題名から「みにくいアヒルの子」を連想させます。
    ちょっと悲しいシリアスなお話でもありますが,イラストが何とも可笑しくて,救われます。
    「かぞく」をテーマにして描かれていて温かさを感じる絵本です!
    結末もまた納得!
    そういう家族のカタチ,そういう選択もありますね☆

    投稿日:2015/04/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人それぞれです

    とても良い絵本だと思います。親が子を思う気持ち、子供が周りの目を気にする気持ち、子供が親を思う気持ちが良く表現されていて素晴らしいと思います。皆誰でも出来る事、出来ない事、色々有ります。皆誰でも恰好の良し悪しは有ります。それでも同じ人間同士仲良く助け合いながら生活をするべきですが、実際はなかなかそうは行けていないのがこの世の中です。人を人として認める。これはとても大切な事だと思います。この事をしっかりと気づかせてくれる、そんな素敵な本だと思いました。

    投稿日:2015/04/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • うんちかと思ったら子猫が生まれたと、最初からぶっとんだ出だしのこの本はインパクトありありです。そして、何度もかというくらい、自分自身に自信が持てないフユの場面が繰り返され、読んでいる方も、ああ、辛いだろうなと同情してしまいます。本当に、ドッタンバッタンしている感じがするけれども、最後には、家族と言う大きな愛に包まれていたことを実感できたフユは幸せ者ですね。

    私がこの話の中で一番好きなのは、
    『だれよりも しっぱいしたら フユは きっと だれよりも つよくなれる』
    とナツが言う場面です。どんな言葉よりも心に響きました。こんな励まし方ができるなんて素敵ですね。

    投稿日:2015/04/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • 優しいお話です

    とても優しい家族のお話に仕上がっていて、とても感動しました。どんなに見た目が悪くても、周りと違っても、必ず待っていてくれる家族。家族は必ず見捨てたりはしない事。とても優しい家族の愛がとても強く感じられて良かったです。大人が読んでも、子供が読んでもとても考えさせられるし、とても参考にもなると思いました。

    投稿日:2015/04/23

    参考になりました
    感謝
    0

10件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / はじめてのおつかい / キャベツくん / おばけパーティ / どんぐりむらのぱんやさん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


ねこねこ日本史シリーズ 累計190万部突破 日本一かわいくて学べる歴史マンガ

全ページためしよみ
年齢別絵本セット