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何かで紹介されていていて気になっていた本です。 タイトルからどんな内容なのか想像がつかず、絵筆で描かれた少し奇妙な表紙にもちょっと怖い感じがしていました。 でも、実際に読んでみるといい本ではありませんか! 人間の心のお話、子供が大きくなったら是非一緒に読もうと思います。 本は表紙やタイトルだけで判断してはいけませんね。 この本は心があたたまるスープです。
投稿日:2013/04/21
石のスープ作りを通じて、村人が協力すること、楽しい時間を共有することの大切さに気がつきます。 以前、「オオカミがニワトリを食べようとして、石のスープ作りを手伝い、最後はニワトリは食べずに、石を持ち帰った」という絵本を読んだことがあります。 その本でも、石の入ったお湯にニンジンやキャベツなど、材料をだんだんと加えていき、とっても美味しいスープになりました。 あまりにお話が似ているので、驚きました。 偶然なのでしょうか? 冒頭の絵は万里の長城でしょうか。 中国らしい風景も見られて、印象に残りました。
投稿日:2011/12/04
万里の長城が描かれているし、お坊さんだし、中国の人が書いた 絵本なのかしら?と思ったらアメリカの人でした。 だからなのかな?なんだか不思議な味わいのする物語でした。 まるで石のスープみたいに。 「その国の物語」として「その国の人」が書くのと、「他の国の人」が 書くのとでは趣きが違ってくると思うのです。ともすれば嘘っぽくも なったりもして(日本というとフジヤマ芸者サムライみたいな、ね)。 でもこの絵本は、不思議だなあと思いつつも、中国の絵本かな?と 思ってしまったほどなので、上手なのだろうなあ。 ヨーロッパの民話では、おぼうさんのかわりにどんな人が登場するの かしら?興味があります。 たくさんの具をいれて、みんなでおいしく楽しくスープを飲んで あったまりたくなりました。
投稿日:2011/09/05
良いことであれ、悪いことであれ、「最初」になることを 臆する人って、多いですよね。 「きっかけ」さえあれば、あとはもう「我先に」の状況。 人って不思議です。 心が疲れ切った村人たち。 でも、どんな状況でも、心の底の温かい気持ちが 消えてしまうことはないんですね。 「しあわせとは、かんたんなこと。」 この本の中で、それを教えてくれたのは、お坊さん。 説得力があります。 最初の一歩を踏み出したのは、女の子。 子どもは、素直です。 あまり、子どもウケする感じの絵ではないですが、 有難さを感じます。 肩のちからが、ふっと抜けたような気がしました。
投稿日:2011/08/24
石のスープと言えば、マーシャ・ブラウンの「せかいいちおいしいスープ」や、「オオカミと石のスープ」が思い浮かびます。 実は、石のスープというのは、ポルトガルに伝わる民話だそう。 似た民話はヨーロッパ各地にあり、北ヨーロッパでは石の代わりに釘、東ヨーロッパでは斧が使われているようです。 舞台は中国。 3人の僧侶が、ある村にやってくるシーンから始まります。 良く働くものの、それは自分の為だけにという意識が、村人達に共通していたのです。 村に入っても、誰一人、家から出ないで居留守。 僧侶は、「この村の人たちは、幸せを知らぬ。」 「だが、きょうはな、村人に石からスープをつくることを教えてやらねばならぬ。」 と言って、火を起こし、井戸水が入った鍋に三つの石を入れたのです。 それから、次から次へと、「〇〇があれば、もっと美味しくなるのに」と言った言葉に、見物に来た村人達が反応して、どんどん食材が鍋に入れられていくのです。 大きな鍋を、村人達が覗き込む一枚が秀逸。 誰かが、心を開いて、人のためになることをすると、別の人が、もっと良いことをするので、スープはどんどん美味しくなっていくのです。 最後は、皆で晩餐会を催すのですが、皆の心が解き放たれて、分ち合って協力することの大切さを知るのです。 この絵本を読んでの一番の驚きは、作者のジョン・J・ミュースが、生粋のアメリカ人であること。 名前が伏せられていれば、誰しもが、中国の絵本と思うに違いないと思えるほど、特徴を上手く掴んだ絵だと思います。 何より良いのが、人の表情の捉え方。 まるで、そこに居るかのような描写は、一見の価値あるものだと思います。 小学生低学年あたりのお子さんが、自分で読む類の作品で、心の琴線に触れる作品としてオススメします。
投稿日:2011/08/17
お友達に頂いた、おすすめ本リストに載っていたので 手に取ってみました。 表紙の絵からは、ちょっと怖い感じがしました。 でも、本文中の絵は、温かみがあり、人々の表情が豊かでした。 構図も面白かったです。 私は好きです。 特に、影絵のシーンに11歳の息子は見入っていました。 「なんでこんなに大きく映されてるの?」と。 いつか読み聞かせでも読んでみようかなあ、と思います。
投稿日:2011/02/19
しあわせとは、石のスープを作るようにかんたんなこと。 三人の旅する僧侶の、静かな優しい教え。 人の心を変えるには、まず気づかせること。 気づきのない人間に変化は現れない。
投稿日:2009/04/23
中国のお話。 3人の旅するお坊さんたちが立ち寄ったとある村。そこの人たちは天災と戦争で疲れ果て、隣人をも信用できなくなり、何をするのも自分のためだけ。 お坊さんたちは、村人たちに幸せを味わってもらうため、スープを作りはじめたのです。 でも、彼らが用意したのは、ちいさな鍋と石が3つだけ。 ところが、女の子の好奇心からスープの話しは村中に広がり、無関心だった人たちを巻き込んで、最後には大宴会になっていきました。 自分ができる事を少しだけ、人のためにやってみる。その輪が広がった時、自分と関わった人たちの笑顔を見る時、人はほんわかと幸せを感じることができる。 そんなことをさりげなく教えてくれる本でした。 絵だけを見たら、とてもアメリカ生まれ!!の作者とは思えない作品。ミュースさんは東洋思想に造詣が深いのだそうです。
投稿日:2007/07/30
抑えた色彩のせいか、地味な印象の本ですが、お話はなかなか含蓄があります。 最初はかたくなだった人々の心を動かしたのは、「どうなるんだろう、何が起こるんだろう」という好奇心。 読者も一緒に次はどうなるかなとわくわくします。 この相手の状況に興味を持つということは、他を認識する第一歩。 好奇心は、いつの間にか“協力”を生み出し、結果的に、それが“おいしい石のスープ”になっているのでしょう。 最後には、おいしそうな上に楽しそうな場面が出てきて、教訓的なお話なのに、とても読後感の良いものでした。
投稿日:2007/05/23
韓国やフィリピンに伝わる昔話を、作者がアレンジしたものです。 村人たちが持ち寄った食材でできたスープは、村人たちの心を持ち寄ってできたものです。 スープが温かいのは、みんなの心も温かいからです。 人を思いやる心が、スープのように温かいと教えてくれます。 人は一人では生きていけません。どんなに裏切られても、傷つけられても、 それを乗り越えていかなければいけません。 自分のからにこもっていれば、もう辛い思いをしないかもしれませんが、 幸せな気持ちになったり、温かいものを感じる事もないのです。 辛さから本当に立ち直れるのは、人の温かさだと思います。
投稿日:2007/05/16
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