宇宙に興味をもった子どもが読める本が少ないように思います。
簡単な記述の絵本と、やや専門的な児童書との差が大きく、
5歳児が満足できるものがない。
そんなときはこの漫画です。
下品でくだらないギャグも多く、少々気にはなりますが、
この漫画のおかげで、宇宙への知識が一気に深まりました。
当サバイバルシリーズは、50〜60冊出ていますが、
ほぼ読み切りました。
「宇宙のサバイバル」は、1〜3巻ありますが、
1巻では、宇宙飛行士になるために集められた3人の子どもたちが、様々な訓練を受ける過程を描いています。
訓練は、実際のプログラムを元にしているそうで、
宇宙の解説とともに、
なぜこの訓練が必要なのかをわかりやすく説明しています。
しかし訓練のあまりの過酷さは、大人の私も怖気づくほどですが、
まだ想像力が足りない5歳児は、宇宙への夢を膨らませています。
発行元が韓国なので、主人公は二人の韓国人とロシア人で、
ロシアが舞台です。
日本人には馴染のないことも多々出てきますが、
国際化時代ですから、幼少期から触れておいてよいかと思います。
また、ロシアの宇宙船については、大人も知らないことが多く、
勉強になりました。