うさぎさんてつだってほしいの」 みんなの声

うさぎさんてつだってほしいの 作:シャーロット・ゾロトウ
絵:モーリス・センダック
訳:こだま ともこ
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1978年
ISBN:9784572002013
評価スコア 4.34
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みんなの声 総数 31
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31件見つかりました

  • かわいらしいお話

    ゾロトウらしいかわいらしいお話だと思いました。

    うさぎと女の子のやりとりとが微笑ましいです。赤いもの、黄色いものと色に関係するものが次々と候補に挙がるのは子どもにとってもわかりやすいなあと思いました。

    絵はセンダックですが、淡い色彩でお話にも合っていると思います。この女の子のお母さんになってプレゼントをもらってほしいなあと思いました。

    投稿日:2010/03/24

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  • お母さんの喜ぶ顔が見たかった

     原書は、“Mr.Rabbit and the Lovely Present”ですが、日本語訳の「うさぎさんてつだってほしいの」の響きが、とってもかわいらしいですね。

     それに、もう1つ、ムースさんも書かれていましたが、”red underwear”には、娘と顔を見合わせてびっくり! 日本語では、「赤いはらまき」になっていると知り、これも、かわいい訳だな、と思いました。でも、ゾロトウさん、本当になんで赤い下着なんて考え付いちゃったんでしょうねぇ?? 娘は、おかしそうに、けたけたと笑っていましたが!(この答えが1番おもしろかったようです。2番目が消防車。)

     単語も簡単なものばかりで、“emeralds”、“sapphires”など、ほんの2,3の単語を除いては、1度目から全部自分で読めたので、娘もうれしがっていました。

     でも、最後が、うさぎさんにバイバイを言うところで終わってしまっていることに、ちょっとがっかりした様子。こんなに一生懸命考えて集めたプレゼント・・・お母さんに手渡したら、どんな顔で喜んでくれるだろう?と、わくわくしながら読んでいたのでしょうね。

     娘も、毎日のように、バースデーカードや絵や、お花や石などをプレゼントしてくれます。まだ誕生日は2ヶ月も先だというのに!!子どもの存在は、本当にありがたいものですね!

    投稿日:2009/06/29

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  • 心をこめたプレゼント

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    お母さんの誕生日に何をプレゼントしたらいいのか分からない女の子が、
    うさぎに助けをもとめます。

    色からいろんなものを連想していく楽しさがこの絵本にあります。
    がんばって、色々なものを考えます。
    この頑張りが、お母さんへの本当のプレゼントだと思います。
    相手を思うことがどんなに大切かが伝わってきます。

    お母さんがどんなに喜ぶだろうと想像できる終わり方です。
    「おてつだいができて、わたしもうれしいよ」とかっこよく去っていくうさぎさんも素敵です。
    読み終わってあたたかい気持ちになれる絵本です。

    投稿日:2008/06/04

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  • こんなコンビ!!

    物語はゾロトウさんが担当し、絵はセンダックさんがたんとうする!素晴しいコンビで作られたこの絵本に出会えて私は幸せです。女の子が御母さんを思う強い気持ち語とてもよく表れている絵本でした。人は真剣な気持ちを持った人と出会うと自分がその人の為に何かしてあげたいと思うものだとこの絵本から学びました。そして、お金は無くても手間と暇と知恵があれば本当に素敵なプレゼントが出来るものなのだと思いました。気持ちがあれば行動できるし、行動すれば結果が付いてくることをこの絵本から学びました。さすが、ゾロトウさんの文章だと感心しました。

    投稿日:2008/01/12

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  • お母さんのお誕生日。

    友達というよりは、お兄ちゃんみたいな描かれ方をしているうさぎさん。
    ちょっぴり頼りないんだけど、こんなお兄ちゃんいたらいいなあという存在。
    うさぎさんにアドバイスをもらって、女の子が自分の出来る限りのプレゼントをお母さんのために用意するけなげさが、我が子と重ねて読むとさらに微笑ましいのでした。
    お母さんの好きなものを良くしているところなんか、ぐっと来ちゃいます。

    投稿日:2007/11/24

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  • おかあさんの誕生日

    女の子がお母さんへのお誕生日プレゼントに何がいいか
    考えあぐね ウサギさんにそうだんします。
    おかあさんの好きな赤いもの、黄色いもの、緑色のもの、青いものそれぞれ探してステキなプレゼントを二人で作っていくという優しいお話。さすがゾロトウ&センダックですね。
    女の子がお母さんにステキな贈り物がしたい!!っていう思いがいっぱい詰まっているお話ですね。
    余談ですがいやにうさぎさんの首から下が
    人間みたいなのが気になりましたけど 
    こういうアヤシイ感じが逆にいい雰囲気をだしている・・・かな。
    実はもうすぐ私の誕生日。
    そういう娘の気持ちを狙ったわけではないですが
    ついつい読んでみました(^_^;)
    品物はいらないけれど この絵本の女の子みたいな気持ちになってくれるだけでも嬉しいですね。

    投稿日:2007/09/22

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  • 心を込めてプレゼント

    • 絵本と一緒さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子18歳、男の子15歳、女の子13歳

    おんなの子とうさぎさんの会話
    にやにやしてしまいます。

    「今あるものは なにか」
    会話ってこんな風に進んでいくんだな・・と新感覚の発見。

    2人とも一心に「おんなの子のおかあさんが好きな物」を考えます。
    ストレートに話すうさぎさん、
    困っているおんなの子のしぐさが 最後にとても満ち足りた表情に変わります。

    イラストが深いです。
    2人がラストで交わす言葉も最高です。

    長女・次女は「うさぎさんはかわいいもの」とのイメージを持っていたのか
    この落ち着いたイラストを不思議がっていましたが
    長男は 何となく「人間チックなうさぎさん」がお気に入り。
    一緒に「あかーーー?」とありったけの赤を探していたのが懐かしいです!

    投稿日:2007/06/29

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  • 可愛いお話

    • 有彩さん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    おかあさんの誕生日プレゼントを何にしたらよいか、うさぎさんに相談するお話です。
    「おかあさんはあかがすきだわ」「あか?あかなんてあげられないさ。」というやりとりが娘は面白いようで、いつもクスッと笑います。「あかって色だからあげられないんだよね。」と言ったりも。
    「とりは、外の木でうれしそうに歌っているのがいいんだよね。」と本の中の素敵な表現をそのまま言ったことがあり、びっくりしたこともありました。

    投稿日:2006/08/10

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  • お母さんのお誕生日に色のプレゼント

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子5歳

     お母さんのお誕生日のプレゼントを何にしようかと、女の子がうさぎさんに相談する会話で展開される絵本です。子どもは、赤、黄、緑、青のもの探しに夢中になります。
     原書で読んだとき、うさぎさんの「赤いもの」の最初のアドバイスが「red underwear」で、ええ!?っと、度肝を抜かれたことを覚えています。冗談にしてもちょっと行き過ぎ? う〜ん、子どもたちのために多くの秀作を残しているゾロトウが……。赤い下着といえば、こちらではバレンタインに男性から女性に贈る定番ギフト(?)という感もあり、(わたしのイメージがおかしいのでしょうか???)とにかくショックでした。で、日本語ではどうなっているのだろうと思い読んでみて、さすが、こだまともさんです、「赤いはらまき」になっていました。この訳でぐっと子どもの生活に身近な印象になりますね。
     とまあ、内容はうさぎさんと女の子の冗談のような、たわいのない会話で進みます。でも、子どもって、こういうちょっとおふざけのようで真剣なコミュニケーションが好きですよね。(わたしは苦手なんですが、主人がうまい!)きっと、ゾロトウもそんなところに着目したのだと思いました。センダックの水彩が、とても美しいです。

    投稿日:2005/05/02

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  • 「プレゼント何がいいかしら。」

     今日はお母さんの誕生日。なのに「私」は何もプレゼントするものを持っていません。そこで女の子はうさぎさんに相談します。お母さんの好きな赤い物はないかしら。黄色いものは・・・緑のものは・・・。そしてうさぎさんと女の子は次々とプレゼントを集めていきます。
     女の子の「赤い色って何があるかしら?」等々の問いかけに、子供たちは大興奮。自分の知っている赤いものを次々と口にしました。足の長いうさぎさんが、なんともかっこいい頼りがいのあるお兄さんに見えるのは私だけでしょうか。遠慮がちに木の陰からうさぎさんを見ている女の子の絵から物語は始まり、無事にプレゼントが出来上がったところで、物語は一旦終わるのですが、裏表紙が出た途端、また物語が始まりそう・・・。今度は女の子はどんなことをうさぎさんに手伝ってもらおうとしているのでしょうか。

    投稿日:2002/09/11

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