ブルムカの日記 コルチャック先生と12人の子どもたち」 みんなの声

ブルムカの日記 コルチャック先生と12人の子どもたち 作:イヴォナ・フミェレフスカ
訳:田村和子 松方 路子
出版社:石風社
税込価格:\2,750
発行日:2012年11月
ISBN:9784883442195
評価スコア 4
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    孤児院で暮らす子どもたちが一人ひとり紹介されるスタイルで、この絵本は、進行していきます。
    みんながユダヤ人なのでしょうか。
    コルチャック先生(ドクトル先生)は、ここで「子どもの権利」に付いて主張してきました。
    そこで忘れてはいけないのは、戦争前夜であることです。
    悲しいことに、第二次世界大戦でユダヤ人は、ナチスによって収監され悲しい運命をもたらせたことを知っています。
    コルチャック先生は、ユダヤ人ではないのですが、子どもたちと一緒に行動して、ナチスに身を委ねるのです。
    ここまでの知識を持ってこの絵本を読むと、何も予感していない子どもたちが哀れでなりません。

    投稿日:2025/10/09

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  • 子どもたちが生きていることを感じました

    • 朝枝ナオさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子3歳

    コルチャック先生の名前を園の保護者会で耳にして手に取りました。
    前情報はなにもないまま読みはじめ、その静かで丁寧な色使いの中にある、ただならぬ空気を感じずにはいられませんでした。

    装画に使われている素材は素朴ながら、重ねなられた鉛筆の線はどこまでも繊細。ブルムカから見る一人一人の子どもたちは、とても子どもらしく、夢中でやんちゃで、そこにただ生きていました。

    そのことが、より。
    その瞬間以降の、その、未来に悔やみきれない想いを抱かせてしまいます。

    今またこれと同じことが起きていて
    そこにまた子どもたちが。と、思うと。本を閉じることすらに意味をもたせてしまいそうになります。

    投稿日:2022/04/27

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