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天女の里がえり自信を持っておすすめしたい その他の方の声

天女の里がえり 作:君島 久子
絵:小野 かおる
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年10月
ISBN:9784001112030
評価スコア 4.4
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みんなの声 総数 9
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  • ミャオ族の口承民話 迫力満点

    君島久子さんは、中国雲南大学の名誉教授なのですね
    天女の里がえりの絵本は 日本の天の羽衣にも似たところがありますが
    若者と結ばれた天女は、妻となり子供を授かり幸せに暮らしていました
    ある時 夫が隠していた 羽毛扇を見付けて 三人で天に里帰りするのですが
    天女のお父さんたちは人間の婿が気に入らず難題を次々に出します 
    そのたびに天女は夫に知恵を授けて 助けるのです。
    天の世界の人は自分の娘が人間と結婚したことを許せなかったのでしょうが・・・
    妻は夫や子供を愛しているのを 分かってあげられなかったのですね
    だまして 毒を飲ませて殺してしまうのですが
    このあたりは 人間世界と同じような 憎しみに対する仕返しをするのだな〜
    天女 天に住む人々ならば もっと 優しさも持ち合わせているのかと思いましたが・・・・
    死んだ夫を連れて人間界にもどるのです。
    お棺が下界につくと、オンドリが声高く鳴き「コケコッコー、死体のドクをぬいてくれ!」
    ヘビが現れて若者の毒をすっかり吸い取ってくれたのです
    このお話はすごいなー ちょっと気持ち悪い光景でしたが・・・

    妻は 人間の夫を愛していたのですね ここまで愛された若者は幸せ者です
    ラブストーリー(羨ましい限りです)
    天女は人間になれるのですかな?
    又天の事を思い出し 天にかえりたいと思うのでは・・・
    でも お話では いつまでも 幸せにくらしたと有るのでよかったと、ホットしました!
       
    天の川が天と結ばれているのですかね?
    小野さんの絵が素朴で味があるので お話と同時に絵も楽しめました

    民話それは 将来も語り継がれるものですね(世界のどこの国でも)

    投稿日:2012/02/23

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