ある日、少年は課外授業でエンパイア・ステートビルを訪れた。
展望台に上った少年の前に現れたのは、小さな雲の子。
その子に誘われて、男の子は雲の製造所「セクター7」に行く。
製造所で働く人に見つからないように中に入り、男の子はたくさんの雲たちと友達になる。
雲たちは製造所の人からもらった製図をもとに、姿を変えるように指示されてるので、不満だった。
本当はもっと素敵な形になりたかっただよね。
そこで男の子が描いた絵を見て、雲たちは大喜びで姿を変えて行く。
写実的な絵は、リアル感たっぷり。
文字のない絵本ですが、どきどきやわくわくは思い切り伝わってきます。
雲にもなりたい形があるのかなあ。