9月の絵本の読み聞かせで、読んでいただきました。
病気のお母さんのために、やま梨を採りに三人の息子が
山へ出かけます。
長男、次男と次々に出かけますが、帰ってきません…。
末の三男が出かけていくと、山の入り口で、婆さまから
注意事項を聞き、兄たちは注意を守らなかったから
帰って来なかったと聞きます。
「いけっちゃ ガサガサ」「いくなっちゃ トントン」と
不思議な声が聞こえてきて、楽しい気持ちになってきます。
擬音語がたくさん使われている昔話なので、耳に心地よくて
不思議と聞き入ってしまいます。
忘れたころに、婆さまのお話が出てくるのですが、それを聞くと
安心した気持ちでお話を聞き終えることが出来ます。
2〜3歳児は、途中で飽きてしまっている子もいましたが、
5歳以上の子は、最後まで静かに聞いていました。