「けっしてそうではありません」 みんなの声

子供が言う、へりくつのような負け惜しみのような言葉がおもしろいです。五味さんの文章は、大人がクスッと笑えてリラックスできます。
私たちは、他人から見えてる姿と本当の自分が違っていて悩むことがあります。こんな小さな生き物たちのも、言いたいことがあるんだな、と思いました。

むらさきのはっぱやみどりの月など大胆な色使いの絵ですが、しっくり見えるのがすごいなと思います。
子どもと私は、屋根でひなたぼっこするねこは見たことがありません。でもいつも私の車の屋根にのぼる野良猫がいます。もしかしたらこの猫も、屋根の上でほっとしているのかな、なんて思いました

　大人には考え付かない理由がたくさんありました。五味さんすごい。息子はそうだよな　そうだと思ったなんて話しております。親はげらげら笑い　子供はフムフム。楽しい一冊でした。

少し大きい子にお勧めの絵本です。けっしてそうではありませんで続く文章が少し皮肉った言い方をしているので、それについて、どうして？なぜ？と感じる幼児にはむかないかもしれません。