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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ビズの女王さま」 みんなの声

ビズの女王さま 作・絵:クリスチャン・アールセン
訳:こやま峰子
出版社:どりむ社
税込価格:\1,430
発行日:2003年
ISBN:9784925155540
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,602
みんなの声 総数 5
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  • 娘が帰ってくる場所

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    8歳の息子と読みましたが、
    3歳の娘と、母である私の絵本のような印象を受けました。

    女王様ではないけれど、いつも仕事で忙しい私。
    なかなか思うように娘の相手をしてあげれない私と、
    その間に一人で歌を歌ったり、ぬいぐるみとおしゃべりしたり、
    空想の世界へ飛んでいってしまった娘。

    忙しいときは、「今、忙しいから、ごめんね。」
    とつい言ってしまうのですが、
    実際に娘が一人遊びに熱中し出してしまうと、
    家事の合間でもなんだかちょっと寂しくなって、
    ついちょっかいをかけてしまう私。

    私には、この女王さまの寂しくなってしまった気持ちが、
    とってもよく分かります。

    最後には必ず私のところに帰ってきてくれる娘。
    娘にとって安心できる場所であることに感謝しつつ、
    母娘の絆をこれからも大切にしていこうと思わされる一冊です。

    投稿日:2015/05/15

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  • ほおずり

    孫には一方的にほおずりをしてもまだまだ受け入れてもらえるので喜んでいる私です。ママのように忙しくないのでいつでもビズは「OK」です
    ビズの女王捜しにママ専用の飛行機を操縦してるのが嬉しそうなお姫さまの顔が眩しかったです。お菓子の女王さまとお菓子作りに夢中になるお姫さまに、子どもたちとお菓子の城でクッキーを作った楽しい経験があるので孫とも行きたいなあって思いました。なんでも自分で作ることって楽しいと思いました。お姫さまと離れて一番寂しい思いをしたのはやっぱり女王さまでも一児の母だから子を思う気持ちは一緒なんだと思いました。むしろ、忙しいから離れていると余計に恋しくなってしまうんだと思いました。いつもは傍にいるのが当たり前でいなくなって知ることが出来てよかったと思いました。

    投稿日:2010/10/16

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  • 自分と重なりました。

    お姫様(子供)は、女王様(ママ)にビズ(ほおずり)してもらいたいと思っています。でも、女王様は毎日忙しいので、ビズすらしてあげる時間がありません。そこで、「飛行機でビズの女王を探しに行ったら?」と提案します。お姫様は、飛行機に乗ってビズの女王様を探しに出かけます。
    一方、お姫様を旅に出した女王様、段々とお姫様が居ない寂しさが募っていきます。

    最後にお姫様が訪れたおやすみなさいの女王様。こわい夢をみないように、お話を読んであげる、女王様です。
    「むかしむかし、とてもさみしがりやの女王様がいました」と読んでいた所、お姫様は寝る前に本を読んでくれるママを思い出し、お城に帰ることを決めます。

    お城で待っていた女王様(ママ)は、「遅かったじゃないの。さみしかったわ。あなたはママの宝物よ。命よ。何よりも最初に、ビズをさせて。たくさんのビズを」と、お姫様を迎えます。この場面を読んでいた時、『あら?これって、私??』って思ってしまいました。

    「ママ〜、ママ〜」と付きまとう娘に、「ママ、時間ないから、ちょっとじいじの所にでも行ってきて」と週末出しては見るものの、しばらくすると、娘がいないぽかんとした空間がとても寂しく、ただひたすら思うのは「早く帰ってきてくれないかな〜。」
    娘の帰宅を心待ちにして、帰ってきた途端、「もっと早く帰ってきてくれればよかったのに。ちょっとハグさせて。ママの宝物」と言っている、全く自分勝手な私…。

    さすがに娘も気づいて、「ねえ、ビズの女王様って、ママのことだよね。お姫様は、私だよね。ママ、ビズの女王様と同じこと言ってるよ、いつも。」と言っていました。

    最後に、お姫様は、「ママ〜。ママが一番世界で素敵なビズの女王様よ!」と抱きつきます。読み終わった後、娘も、「ママが世界で一番のビズの女王様だよ。やっぱり、ママが一番なんだね!」と言いながら、ビズしてくれました。

    子供が近くにいてビズできる幸せを再確認しました。
    忙しいママ、是非お子さんと一緒に読んでください!特に、お姫様大好きな女の子と読むのは、オススメです。

    投稿日:2010/09/23

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  • ギュっ

    • みぽみぽさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子13歳、女の子9歳、女の子4歳

    ビズbisousとはフランスで日常的に行われている挨拶をしながら親愛をこめてほほとほほをくっつけること・・だそうです。
    (絵本の表紙見返しより)

    おひめさまのママはとっても忙しい女王様。
    あるとき 仕事が忙しい女王様はおひめさまに「ビズの女王」を探しに行ったらと提案します。

    女王様の飛行機に乗ったおひめさまが いろんな女王様にあっていくのが 娘にはとってもおもしろかったようです。

    つぎは 何の女王様のところへいくのかな・・?

    お城を見ながら推理したりもします。
    当たるとニコニコ、 当たんなくてもニコニコ
    楽しそうです。 チョコっとヒントのようにでているページを見るのが好きなんです。

    娘や 絵本のなかのお姫さまとは反対にさびしがっている女王様を見て、そして ビズの女王様が誰なのか気がついたお姫さまを見て
    娘は嬉しそうににこにこしていました。
    そして「ギュっ」と母にビズしてくれた娘なのでした。

    ふふ。嬉しかった母は また娘と一緒に読もうなんて考えているのです。

    投稿日:2008/12/29

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  • ビズとは、ほおずりのことです

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    忙しい女王さまにビズをしてもらいたいおひめさま。
    でも、女王さまは「ビズの女王をさがしなさい」と言います。
    おひまさまは、ビズの女王を探します。だんだんと、自分で考えて居そうな所を考えると事がいいです。

    女王さまもおひめさまも、離れることで見えてくる愛情がありました。
    子どもが親離れをする時は、こんな感じでしょうか。
    一人暮らしをしてみて、親のありがたさが分かるとよく聞きます。
    実際、自分もそうでした。

    親の方も、子どもがそばにいるのが当たり前で、うるさいなあとか面倒だなと思ってしまうけど、
    いなくなったら、灯りが消えたように寂しくなります。

    当たり前の幸せに気が付かせてくれる絵本です。

    投稿日:2008/01/22

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