児童館での待ち時間に手に取った一冊の絵本。
かわいらしいタッチの絵ですぐに6歳と4歳の息子達に読みはじめました。
最後のシーンにきたとき思わず何ページか飛ばしちゃた!!と思い何度もページをめくりなおしました。思ってもいなかった内容だったので私はびっくり。
息子達もびっくりした顔をしていたので、そのときは読んだことを後悔しました。私にはどちらが良いと教えることができませんでしたので、
「どうしてこうなっちゃったのかな?」と、こども達になげかけてあわてて絵本を閉じました。
帰宅後、母に(おばあちゃんに)この本のことを話すと、「その本こそこどもに読ませる本だ!!」といわれました。
昔話では(海外でも日本でも)悪いことをしたらかならず自分に罰があたえられていました。
いまは残酷だとかいって「殺される」とか「死」という場面を削除している本もありますが、幼少期に「相手が傷つくこと」「悪いこと」「死が怖い」と認識させるためにには必要だと思います。
純粋なこどもだからこそ読むべきなのでは?、だから児童館においてあったのかな?
残酷だからこどもに読まないのは親が逃げているから?
まだ迷っていますが、いつかもう一度、息子達に読んでおきたい一冊です。