まず刺繍工芸が素晴らしい。
色とりどりで、細部までとても丁寧に作られているのがわかります。
写真で描写を見るよりも、想像力がかき立てられる。
子どもは興味津々に見ていました。
絵本の中にはブラジルやインド、アフリカなどの暑い国が出てきます。
そこではハンモックで寝たり、お庭や屋上などの涼しいところで寝る姿が紹介されています。
またノルウェーやロシアなど寒い国は、暖かいお家で寝ています。
最後は日本も登場し、畳の上に布団を敷いて寝ています。
共通しているのは、みんな安らかな表情ということ。
寝る前は疲れもありますが、一日を思い出し幸せなひとときですよね。
世界中の子どもたち。
子どもが寝る場所は安心して、寝られる場所であってほしい。
世界の子どもたちが一日の終わりは、安らかに眠れる場所があってほしい。
こんな時代だからか強く感じました。
わが子はこの絵本を読んで、本の子どもたちと同じように眠くなっていました。
世界の子どもたちが、安心して眠れますように。