「スコットくんとポワロくん」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

ポワロくんからの招待状に書かれていたクエストを求めて街に出たスコットくん。
骸骨と黒地の切り絵に感じたホラーチックな予感は、迷路のような道や、謎のような街の絵で、だんだんと消えて行きました。
結果オーライの誕生日パーティー。
ただただシンプルなお話に、見事に振り回されました。
これもまた楽しからずやです。

ポワロくんの誕生パーティーに呼ばれたガイコツのスコットくん。ポワロくんに頼まれたものを探しに町へ。

骸骨って何を食べて生きてるんだろう？

いろいろ気になります。

白黒がメインの絵もいいですね、あってます。ハロウィンにもいいかもなあ。

始めのページを読んだ時、スコット君が牛乳風呂に入る姿が載っていましたが、この牛乳風呂に入ると・・が書かれている部分を読んでいるとうちの子が、そうなの？と言って真剣に聞いていました。うちの子は牛乳があまり好きではなくて、乳製品は殆ど全く食べてくれないしカルシウムが足りないかも、と心配していたのですが、このページで牛乳を飲んでみよう、と言ってくれました。それからはそのままではないのですがココアにして牛乳を飲んでくれるようになりました。私にとってはすごく感謝したい、そんな絵本です。

そしてこの絵本の絵がとってもフランスっぽい感じで良いな、と思いました。日本の絵本にはない感じのデザインがお洒落で素敵でした。ケーキ屋さんのページのケーキを見ていると、美味しそう！と見ているだけでもフランスに旅行したみたいな気分になりました。この部分は子供も美味しそう！可愛い！と大喜びでした。

宇宙人がたくさん出て来る場面もうちの子にはヒットで、すごく興奮状態で見ていました。スコット君は初め何を持っていったら良いのか分からなかったけれど、さすが牛乳風呂で賢くなったみたいで、ちゃんとポワロくんが欲しかったものを持って行けて良かったですね。

とってもお洒落でとっても可愛らしい内容の素敵な絵本でした。牛乳嫌いのお子さんをお持ちの方にも牛乳を飲んでもらえるようになる魔法の絵本になってくれるかも、と思います。お薦めですよ。