黒ねこのおきゃくさま」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

黒ねこのおきゃくさま 作:ルース・エインズワース
絵:山内 ふじ江
訳:荒このみ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1999年10月
ISBN:9784834015843
評価スコア 4.78
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  • 静かな奇跡

     聖夜にぴったりのすてきなお話です。

    貧しいおじいさんの元に現れた黒ねこ。おじいさんは、このお客様を、大事に、大事にもてなし、自分自身が飲まず食わずでとっておいた大切なミルクとパン、そして、ついには肉の骨まですべて、黒ねこに与えてしまいます。
     娘は、与えても与えても、足るを知るということのない図々しいおきゃくさまに、びっくり仰天。
    「外に出しちゃえば? おじいさんだって何にも食べてないんだよ。全部あげちゃったら、おじいさんがかわいそうだよ。」と、言っていました。

     ところが、翌朝、黒ねこが出て行く場面で、急に目を丸くし、
    「あっ、きっとこのねこは神様だったんだよ!」と、驚きの声を上げました。

     寒い冬の夜に起こった静かな奇跡。心が洗われていくのを感じます。

    投稿日:2011/05/13

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  • とっても心温まるお話

    とっても心温まるお話で、
    これぞ無償の愛だあ!!といえるお話でした。
    たまたま我が家ではクリスマスシーズンに読んだのですが、
    その時期に読んで良かった!
    イエスの心をもったようなおじいさんだなあ。。。と感じちゃいました。

    毎日食べることさえままならない貧しいおじいさん。
    でも毎週土曜日だけは、お肉とミルクを食べるようにしていて、
    それをとても楽しみにしています。
    そこへみずぼらしく痩せた黒ねこがやってきて…

    おじいさんはどうなってしまうのか?と不安になり、
    この黒ねこはなんだったのか?と疑問が残ったり…
    でも最後の展開にほっとしたり、と読み応えたっぷりだったようです。

    絵本全体が、昔話のような雰囲気があるので、親としても安心して読める作品の1つでした。
    分量的には少し多めなので、童話の入門としてもぴったりかなあと思います♪
    寒い冬の時期におすすめの作品です。

    投稿日:2009/01/14

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