小学2年生の教室での読み聞かせに使用しました。
「今日は何の日でしょう?」「6月4日〜」
「そう、今日はねぇ むし歯の日です。だから、むし歯の本をよみまーす。」と始めました。ちょうどいい日に読み聞かせできて良かったです。
「おれは つよい、すごい、こわい」と終始いばっているミュータンスに、子供達は「歯医者にいけば やっつけられる!おまえなんかこわくなーい!」と大ブーイング。
思った以上に ミュータンスへの反抗心(?)をむき出しにしていました。
よくある「はみがきしましょう」といった内容のものと違い、虫歯菌が「どんどん甘いものをたべてくれー」と 虫歯の促進・推奨を訴える内容なのが、興味をひいたようです。
よほどミュータンスが憎たらしかったのか、「この本をこっそり何回も読んでくれ」というミュータンスの言葉に、「おれ、その本買ってきて やぶるっ!!」と憤慨している男の子もいました(笑)。
悪い虫歯菌がむし歯促進運動をする事で、かえって「歯をきれいにしてやる!」という気持ちになったようで、結果的には大成功。
面白いですね。これもいわゆる逆転の発想でしょうか?すごいです、かこさん。