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ガブリエル・バンサンという人は、絵本というよりは、画家のライフスケッチのような形で、本を作っているのではないかと感じました。 この絵本には文字がなく、無声映画のように物語は進行していきます。 表紙だけ見ると長谷川摂子さんの「おおきなおおきな」の無色版?みたいな印象があります。 中学生の上の子は「ふ〜ん」と、ページをめくって1人読みしていましたが、下の子は表紙を覗いただけで見ようとはしませんでした。 なので、ナビのお薦め年齢では小学校5、6年生からとありましたが、私はどちらかというと、大人向けの絵本かな。と感じました。 絵本の途中で登場したのは、きっとたまごの母親なんですよね。 それがどこに行ったのかと思っていたら、数ページ後に倒れていて、さらに数ページ後にははりつけにされていて…。 ガブリエルは熱心なキリスト教徒だったのでしょうか?この絵に何か宗教めいたイメージを見たのは、私だけでしょうか?
投稿日:2009/06/22
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