絵本としては文章が少し長いですが、このお話の場合、いろいろな食べ物があるということを伝えなければならないので、少々長ったらしい記述もやむおえないかな?と思いました。
このお話初版は1972年なのですね。とても古いものですが、内容に古さを感じさせません。いつの時代も好き嫌いの激しい子どもはいるし、その子どもへの対応は母として悩むことが多いためでしょうか?
かくいう、我が家の長女も幼稚園くらいまでは好き嫌いが激しいうえに少食で、一体どうしたら食べてくれるかと、苦労した時期もありました。
その長女も今では私よりもたくさん食べているくらいなので、成長とともに変わってくることは多いのかなぁ。と、思います。
なので、好き嫌いがひどいフランシスへの対応として、お母さんが「毎日毎食同じジャムつきパンを与える」行為は、ちょっと食事の作り手としての「厭味」で、母としての行動ではないような気もしました。
ただ、こういうやり方も好き嫌いを直す一つの手ではあると思うので、もし、この絵本を見習って、子どもの好き嫌いを直そうと試す方は、ぜひ、たくさんの愛情を持って、行ってほしいと思います。
子どもたちの絵本を読んだ感想は「長い」でした。う〜ん…。