新刊
ふるかな ふるかな?

ふるかな ふるかな?(評論社)

雨はふるかな ふるかな? まだかな まだかな?

  • かわいい
  • ギフト
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ほうすけのひよこ」 大人が読んだ みんなの声

ほうすけのひよこ 作:谷川 俊太郎
絵:梶山 俊夫
出版社:解放出版社
税込価格:\1,650
発行日:1999年11月
ISBN:9784759222180
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,874
みんなの声 総数 9
「ほうすけのひよこ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

大人が読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 谷川俊太郎さんの創作物語ですが、昔話のような雰囲気があるのは、梶山敏夫さんの挿し絵の影響も大きいかもしれません。

    村の人たちは、「ほうすけ」はどこから来たのか、誰も知らない。いつからいるのか、だれも知らない。それがこの物語の主人公「ほうすけ」でした。
    この冒頭を読んだだけでも、先に気になってしまいます。
    おまけに、詩人の谷川さんだからこそでしょうか。
    言葉の響きがとてもリズミカルできれいなので、声に出して読むと、よりこの物語を感じることが出来る印象を受けました。

    お墓のシーンで始まって、お墓のシーンで終わる、とても珍しい作品だなと思いました。
    「ほうすけのひよこ」がなにを意味するのか、谷川さんが読者になにを届けたかったのか、
    この切ない終わり方にどのような意図があったのか、とても考えさせられてしまいました。
    でも、心に残ります。ぜひ読み聞かせなどで子どもたちにも伝えていきたいです。
    小学校高学年から、中学生・高校生のお子さんたちにいかがでしょうか?

    投稿日:2019/12/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 村の冠婚葬祭に現れて不思議な歌を唄うほうすけは、村の守り神だったのかも知れません。
    生き神さまで、迷惑のかからない程度の施しを勝手に取りながら、居着いていたのかも知れません。
    雪で凍えた冬に、ほうすけは暗黙の掟を破り、めんどりを盗んでしまいました。
    村人の仕打ちと、ほうすけがいなくなってからの村の荒廃が印象的です。
    谷川俊太郎の哀愁と詩情あるお話が、過疎化していく村の情景を心に染み込ませてくれました。

    投稿日:2016/04/26

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「ほうすけのひよこ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

こんとあき / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / どんどこ ももんちゃん / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / おかえし / だるまさんが / いろいろ ばあ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(9人)

絵本の評価(4.5)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット