はじめての北欧神話」 渡”邉恵’里’さんの声

はじめての北欧神話 文:菱木 晃子
絵:ナカムラジン
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2014年03月31日
ISBN:9784198637811
評価スコア 4.33
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  • 2014年刊行。二千年ほど前から北ヨーロッパで語り継がれている神話を、子どもが一人で読めるように書きなおした本。
    世界の始まり〜神と巨人族の時代、滅びの日(戦争)、よみがえる大地までを童話で辿れる。

    ファンタジー系の映画や物語、ゲームなどで断片的に知っている北欧の神々やアイテムなどについて、一度、きちんとまとまった形で元ネタを読んでみたいと思っていた。
    しかし、大人向けの本は妙に詳しいマニア向けか、長大な物語などしかなかったのでハードルが高く、手を出さずにいた。
    ようやく、寝そべっていても読めるような、優しい本が見つかったので良かった。

    後書きで著者も書いているように、難しい言葉はわかりやすい表現に改め(例:グングニル→槍:やり など)、話を時系列でまとめてあるので、読者はただ読めばいいので楽だ。
    一冊読むと、おおよその北欧神話のあらましがわかる。
    もっと知りたい人には、巻末に読書案内もついている。

    冒険がたっぷりあり、いろんな人物が個性的で、思いもよらない展開になったりして、かなり読み応えがあった。今度は大人向けの北欧神話も読んでみたくなった。
    なかなか、北欧の神々も、いろんな方面のお付き合いが大変だったことがわかる。お疲れさん。
    最後の方は、特に感動的で、印象に残った。

    投稿日:2022/03/28

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