とってもベタな感想ですけれど、旅に出たくなりました。
空港の匂いや音や、雰囲気が感じられる絵本だったので。
最近、飛行機に乗っていないし。ましてや外国旅行は、娘が
産まれてからは行っていないので。そうか。そう考えてみたら
娘はまだ「機内食」というものも食べたことがない!あの
独特の感じも味わってもらいたいなあ。荷物を受け取る時の
どきどきする感じも。
・・などとたくさん思ってしまうのは、それほど細かく描かれて
いるからです。機内誌が『燕の王国』だったり(笑)。
作者のもとやすさんも、旅好きなヒトなのだろうなあ、と確認して
みたれば、飛行場で荷物を運ぶ仕事をしながら絵本を制作されて
いたのですね。旅に出る人々の人間観察もじっくりしたのでしょう。
客車?がリュックのように背負うタイプっていうのもおもしろい
なあって思いました。