動物ものの小さな冒険物語でした。
タイトル的にシリーズものなのかな?とも思いましたが、今のところ、日本で邦訳されているのはこの1冊だけのようです。
全体を通してのストーリーも、各ページの絵も決して悪くはないし、チムの冒険自体はワクワクドキドキするものでしたが、
キャラクターの関係性が薄いような気がしました。
冒険ものが好きなお子さんには喜ばれるかなぁ。
私はお話そのものよりも、描かれているその世界を見ている方が楽しかったです。
牧場の1コマや、おもちゃの船に住みついているどぶねずみたちの住まいの描写が、特に良かったです。