雪わたりの作品もいろいろありますがわたしはこの絵本の雰囲気が大好き。
雪の感覚が余り鮮明でない沖縄の子にもモノクロの挿絵が
ほんのりぼやけて宮沢賢治さんの神秘的な世界が広がってくるからです。
お話しも子どもたちとキツネのあたたかい信頼感のお話しで
幻燈会の夜に素敵な灯りをともしてくれます。
そして何よりも私が子供の頃から感じる
「キックキックトントン、キックキックトントン」の
リズムが心に響きわたります。
繰り返しの言葉がたくさん出てきて
お話しも分かりやすいように書かれていますので
雪の季節には気分だけでも・・・と思ってよく読み聞かせしてるお話しなんですよ!
雪の世界への憧れを膨らませつつ、毎年寒い時期には読み続けていきたい。
と思います♪