過激なしつけの本があるらしいと聞き、読んでみた本です。
独特なタッチの絵が印象的な絵本です。
初めて見たら子供も大人もびっくりするようなインパクトのある短編が
全部で10話収録されているのですが、内容的には、
現代にも十分通用するしつけ絵本になっています。
「こんなことをすると、こうなっちゃうよ!」ということが
絵を見ることで一目瞭然です。大人にとってはちょっと笑ってしまうぐらい
大げさで最悪な結末だったりするところもありますが、子供にとっては
今まで見たことのない、衝撃的な1冊だと思います。
息子にもこの絵本を読み聞かせてみましたが、「うわ!」「こんなになっちゃった!」
などと、すごく反応がよかったです。
ただ、文面が詩になっていて、読みにくかったのが気になりました。
個人的には、同じ内容で翻訳者が違う「もじゃもじゃペーター」という
タイトルの絵本の方が読みやすいように感じました。