森はずれの小さな家できこりの夫婦がスープを作っていました。
そこへやってきたのはおなかをすかせたおおかみ。
こっそりと家に忍び込み、スープとおかみさん、
きこりのどれから食べようか迷っているおおかみに、
驚いた2人は煮立ったスープをぶっかけました。
森へすっとんで帰ったおおかみは頭を大やけど。
そして1年後、あのおおかみが仲間を連れて現れました。
さて、おおかみが迫ったきこりは・・。
危機を脱するためのきこりの思いつきが愉快です。
ハラハラしながらも笑いながら楽しめました。
「頭のはげたおおかみ」というのは息子に大うけでした。
おおかみが迫ってくる絵のアングルが上から、下からと
いろいろな方向で、よりドキドキ感が増しているような気がします。
「すかんぽ」とはフランスで好まれるハーブの1種のようです。