この本は、「障害」について考える本です。
私は普段、障害を持った方を見ると、ついジロジロ見るのは失礼だと目をそむけてしまいます。絵本の最初に出てくるお母さんと同じです。
でも次に出てくるお父さんは違います。男の子がゆうこさんのルーペに興味を持った時、「なんだろう。おねえさんに きいてみたら?」と言うのです。子どもが興味を持ったことに、偏見なく言葉が出てくる。素敵ですよね。
本文はもちろんのこと、ルーペ絵本プロジェクトのメンバーのみなさんが書かれたメッセージで「障害」について考えさせられました。
子どもだけでなく、大人にもおすすめの絵本です。