ちいさなおじさんとおおきな犬」 ヒラP21さんの声

ちいさなおじさんとおおきな犬 作:バールブロー・リンドグレン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2021年10月05日
ISBN:9784751530559
評価スコア 4
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みんなの声 総数 3
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  • いじけた心

    とてもいいお話なのに、ちょっと気になるところが見受けられました。
    このおじさんはどうして、いじめられるのでしょうか。
    被害妄想のような気もしたのです。
    「わしはこんなに親切なのに,」という部分で、その印象を深めました。
    親切ということを意識している時点で、自意識が強すぎるような気がしました。
    大きな犬と友だちになれて、少しおじさんの心も和らいだようですが、そこに女の子が加わったら、友だちの犬を取られてしまったような気持ちにもなりました。
    これほどにおじさんのは、内向的なのです。
    その気持ちを開いてくれたのは、その女の子であり、大きな犬でした。
    最後のシーンは、読者への課題です。
    「ひとりぼっちのおじさんは、もう、ひとりぼっちではありませんでした。」で結ばれたこの絵本。
    おじさんの生活は、これからどの様に変化していくのでしょう。
    いじめが無くなっていくことを祈ります。

    投稿日:2021/11/30

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