「ためいきゼリー」なんて、ちょっと気になるゼリーですね。
「ためいき」というマイナスエネルギーをラッキードラゴンがプラスエネルギーにする…。「ためいき」といういやな(?)ものを渡して、おいしい水アメをもらう…
とてもユニークで、面白いアイディア、最初はするすると読んでいましたが、だんだん雲行きが怪しくなって…
どんどんお話深くなっていき、まさかの展開!。
そして、「ためいき」つかなくなるのが一番だけど、そうしたらラッキードラゴンはどうなるの? ずっとおなかすいたままになってしまうの? と心配になったエンディングも、とても良い終わり方でホッとさせてくれました。
可愛い絵と帯の言葉からは、まさかこんなに深いお話だと思わず、本当にすごい本だったと満足しました。面白かったです。私が児童書が好きで、自分のために買ったり、姪に買ってプレゼントしていますが、ぜひこの本は姪に贈りたいと思いました。